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絵本の最初のページと同じだよ の巻

ついに12月に入ってしまいます。本当にあっという間です。
日本はもう冬ですね。
そしていよいよ4日に,アンコールワットマラソンです。20キロです。・・・。

さて,本題。
いよいよ12月の中旬に,職場のスタッフと各郡の学校に巡回できることになりました。
まずは,州都の周辺にある近場の2郡から攻めていくことになりました。
郡の事務所と,それぞれの郡の学校何校かに行き,
視察+運動会についての宣伝+スタッフからのその他の説明をしてきます。
パワーポイントの手直しも無事に済み,
例のやる気一番の先生がプログラムまでしっかり作ってくださいました。
その中に,「JICAボランティアからの説明」という項目もあり,
身が引き締まる思いをしました。

さてさて,そんな順調な様子なのですが,
本当にボランティアとしての自分の位置づけが,
「運動会の企画屋」でいいのだろうか? という疑問が未だにあります。
それは,以前紹介した「4つの視点」に照らし合わせてみると次のようになるからです。

①自分がやりたいこと・・・〇〇 
 子どもたちの活動の機会を増やしたい。
 自分なりに大きな意義があると感じている日本の行事を紹介したい。
②自分にできること・・・〇
 それなりの予算が必要である。
 一人では大変かもしれない。
③カンボジアの発展にとって本当に必要なこと・・・△ 
 自分ではそう思っているが,いろんな条件が必要になってくる。
 つまり,活動の継続性に疑問が残る。
④職場が求めていること・・・△△
 物品。もろもろの予算。・・・。
 いろんな負担を増やしてしまうか? 押し付けになってしまわないか?
 (もちろんやる気のある先生もいますが…)

と,ざっとこんな風にまとめることができるわけです。
「考えすぎ」と言われればそれまでですが,
JICAのポータルサイトで報告書を読んでみると,
カンボジアの青少年活動隊員に共通してみられる悩みなのかもしれません。

こんな試行錯誤,自問自答を繰り返しつつなのですが,
それでも自分を突き動かしてくれる言葉を,
先日のプノンペン訪問でいただくことができました。

1つは,新しい調整員さんとのお話です。
運動会に行きついた自分の考えを説明させたいただいた後,
「何も金をかけないで活動をしろと言っているわけではない。
 本当に必要なものであれば,どんどん購入してもいいんだ。
 そこに,彼ら(カンボジア人)の自助努力を促す種があるのであれば,
 積極的に行動するべきだ。
 そして少しずつその予算をねん出させる方向にするとか,
 JICAの負担を減らしていけばいいわけだ。
 そうするためにも,明確な目標と計画が必要になってくるが…。」
とおっしゃっていました。

2つめは,ある先輩隊員Kさんとのお話です。
Kさんは,以前の運動会にもお手伝いに来てくださった方です。
こんなやりとりがありました。
Kさん
「この間,学校で先生方にすごくいいことを言われたの。
 〇〇は,カンボジアのやり方を大切にしてくれているって。
 あまり自分から積極的にやっていないだけかもしれないけど,
 それでも先生方にとっては,そういう面が嬉しかったのかも」
自分
「となると,自分がやろうとしていることって,
 けっこうな押し付けになっちゃってるかもしれないなー」
Kさん
「前の運動会,子どもたちあんなに笑顔だったし,
 先生方だってよく動いていたよ~。
 くぼっちは,こっちの人たちに『またやってみたいな~』
 って思わせることができたらいいんだよ~。
 そうだなー・・
 絵本の最初のページみたいなものだよ。
 『あっ,この本おもしろそう~ 読んでみたい』
 って最初のページが肝心でしょ」
とそんなやりとりです。

なんとなく自分は,
「お金をかけない方向で…」とか「負担の少ないように…」
とそんな前提のもとにいろいろ考えていたように思いました。
たしかにそういう面も大切だと思います。
盲目的にお金を使えばいいわけではありません。
でも,
「各学校において生徒会活動の普及・促進支援をする」
これすなわち,
「座学だけでは得られない活動の成功体験を多く持たせる」
であり,それが
「カンボジアのヤングリーダーを育てる」
ことへとつながるわけであって,
「子どもたちの具体的な活動の場面をふやす」
という自分の考えは,自分なりに理屈にあっていると思うようになっています。

「Mr.考えすぎ」の自分なので,
また悩むこともあると思いますが,
「絵本の最初のページ」
を意識して,突き進んでいこうと思った今日この頃です。

同じくらいに,
アンコールワットマラソンでも突き進むことができたら幸いです。
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