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初心にかえって の巻

協力隊のみんなのブログを見るのが楽しみの1つになっています。
各国に散らばるJOCV,約6か月たって,
みんな少しずつ活動ができているようでうらやましい気持ちでいっぱいです。

教育関係のJOCVは,やはり現場にいてこそだと改めて感じました。
日々相手にしているのは40歳以上のおじさんばかり。
局にいてもほとんど仕事はなく,自分から動かなければずっと休んでいられます。
何かしようものにも,たくさんの依頼状やらレターやらが必要になって,
なかなか動き出せません。
また,自分も現場に出られても,長期的につきあえるわけではなく,
単発で終わってしまうのが,ものすごく残念です。

と,愚痴ってばかりでも仕方ないです。

昨日,新しく担当になっていただいたボランティア調整員の方がカンポットにいらっしゃいました。
自分の活動にたくさんの可能性と示唆を与えてくださった方です。
今はまだはっきりしていませんが,あるプロジェクトが浮上しています。
それが具現化できるように,がんばっていきたいと思っています。

話の中で,「”後任を呼ぶか呼ばないか”も視野に入れていこう」と言われました。
もし,自分のやっていることをスムーズに引き継いでもらうのであれば,
24年度4次隊で新しい隊員が来る必要があるというわけです。
もうそんなことを考えなければいけない時期なんですね・・・。
それから,12月には「隊員報告書第2号」を提出しなければなりません。
今回は,具体的な目標と,その目標達成に向けた具体的な活動を記載した
「活動計画表」を一緒に提出しなければなりません。

とそんな状況なんですが,
今日は,来週の視察に向けた準備もひととおり完成し,自分の活動用語集も完成したので,
はっきり言って職場で,やることがありませんでした。
いつも思うのですが,本当に大半の職員は一体何の仕事をしているのかと不思議でなりません。
と,これは愚痴です。

そこで今日は,勤務中ですが,隊員ドミトリーから借りてきた
もっと知りたいカンボジア』(綾部恒雄・石井米雄編,1996年,弘文堂)
という本と,
JICAWORLD
という小冊子を読むことにしました。

前者は,ちょっと古い本で情報も大分変っているのですが,
歴史的背景を交えた社会や教育の現状を読んでみると,
やはりたくさんの問題,課題を抱えているということを改めて感じました。

予算がない,人材がいない,設備が悪い,カンボジアの教育は非常に深刻な状況である。
 どこか一つのところに問題があるのではなく,システム全体が弱っているのである。
 (中略)
 教育制度のすべての部分で困難に直面しているカンボジアでは,
 さまざまな支援を必要としている。
 現在のカンボジアは,外国からの支援なしには教育開発を進めることができない。
 しかし,病気の人に大きな手術が無理なように,
 大きすぎる援助はカンボジアの教育をかえって弱めることになる。
 この国には,全体的な回復を図るような,
 長く継続する漢方薬のような援助が必要なのだと思う


そんなふうに改めて文字にして読むと,
俄然やる気が出るのと同時に,
何もできていない自分の現在の姿が何ともさびしく感じてしまいました。
それにしても,やはり支援は必要なのだとも実感して,
子どもたちのために,何かできることをやっていきたいと思うわけでした。

さて,後者の冊子はJICAが編集しているものです。
その中の記事でも2つに目がとまりました。
1つは,「世界とつながる教室」というタイトルの,
日本の高校で行われている開発教育の紹介です。
自分がいまここにいるすべての始まりは,この開発教育との出会いからです。
そしてもう1つは,「ODAの見える化」という記事です。
ホープページの紹介で,
http://www.jica.go.jp/oda/
を見ると,これまでの支援した内容とその具体的な理由がわかりやすく載っていました。

ポルポト政権下(1975-1979)において、
 教員の減少、学校施設の廃止、教材の廃棄など壊滅的な打撃を受けたカンボジアの教育制度。
 その後の同国政府の努力によって、
 初等教育就学率等は目覚しく改善されてきましたが、
 他方、急激な生徒数の増加に対して教育施設の確保は追いつかず、
 特にプノンペン市においては小学校の教室数不足や老朽化が深刻な問題となっています
。」
カンボジアは、人口増加率が高く、
 90年代において学齢期の人口が60%増加したにも関わらず、
 小学校数は10%の増加に留まっているため、
 国内全域において小学校の絶対数が不足していました。
 特にプノンペン市においては、人口流入により急激な人口増加が生じており、
 同市の小学校における1教室当たりの生徒数は平均96.3人で
 ほとんどの小学校が2部制、3部制を余儀なくされていました。
 日本は、この協力により、プノンペン市内の学校施設建設と備品の整備を支援し、
 学習環境の改善に寄与しました
。」

と,言ってしまえばJICAの宣伝なんですが,
こういうのも見ると,やはり何かしらの支援が必要なんだな~と改めて感じた次第です。

そんなこんなで,
いろんな側面から,自分が今協力隊という形でここにいる初心を取り戻すことができました。

具体的な活動・・・,とにかく現場に行きたいです。




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