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郡部の学校視察part2 の巻

昨日,今日と再び郡部の学校に行ってきました。

今回はコンポントライ郡,州都から約50キロ離れた場所です。
隣にあるケップ州という州を横切って移動しました。
今回は,郡の事務所と,高校1校,中学校1校,小学校2校におじゃましました。

質問項目は,前回と同様です。
ユース・児童評議会の仕事内容については,前回とほぼ同じ回答でした。
ただ,そこで感じたことを2つほどまとめておきたいと思います。

1つは,トイレの掃除です。
生徒の役割分担がちゃんとあるんですね。
カンボジアのトイレはお世辞にもきれいとは言えないのですが,
その掃除がちゃんとできているかどうかが大きな分かれ目なわけです。
他州の教育局計画課で働いているある先輩隊員のブログで得た情報なんですが,
トイレがきれいな学校は,中退率が少ないとのことなんです。
トイレもさりげなく観察していたんですが,
そのデータは確かに信憑性がありそうでした。

もう1つは,欠席児童・生徒への対応です。
カンボジアの評議会の仕事の1つに,
「欠席が多くなった生徒の家庭に,まず生徒が行ってみる」
ってのがあります。
日本でも,友人同士でそういうのはあると思うのですが,
それが仕事として明示されているんですね。
で,それがしっかりできている学校も,
確かに中退率が低いようなんです。

カンボジアの学校では,小学校,中学校でも「中退」というか,
いろんな事情で学校にこなくなる生徒がたくさんいます。
そういった側面と,
青少年課が推し進める事業との関連がより明確になるといいなと感じました。

それと,今回は,別の要望がいくつかありました。
1つは,バスケットボールの指導ができないか?
もう1つは,ピアノ(たぶんピアニカ?)の指導ができないか?
というものです。
うーん・・どっちもできない・・・。
こういう時に,本当に大した特技がない自分が悲しくなります。
と同時に,
自分がやろうとしていることが,本当に押し付け的で,
本当に現場の学校のニーズにあっているのかどうか,
とても疑心暗鬼になってしまうわけです。

それから,ちょっとうちの課の職員の一人を見直したというか,
(ってその表現がすごく上から目線なんですが…)
いいところもあるじゃん,って感じたところがあったので紹介しておきます。
ユース・児童評議会の説明を熱心にして,
特に子どもたちがいると笑顔でたくさんのことを伝えているわけです。
それと,自分が用意したこと,提案したことを
すごく素直に受け止めてくれていて,それも自分に代わって伝えてくれているわけです。
なんというか,そういうコミュニケーションが本当に不足していたな,
と反省しました。

その職員,本当はもっと現場に行きたいようなんですね。
直接,学校に行って,代表生徒と話をしたいっていうわけです。
ただ,州内の学校の数は相当多く,
こういった方法が効率的かどうか,
あるいは前任者がどこまでそれを進めていたのか,
しっかり考えなければいけないなと思いました。

調整員さん曰く「集中と選択」が大事なんだそうです。

<カンボジアの学校あれこれ>
▼教室の入り口です。中学校で教室が不足していて,
 7年生(中1)と9年生(中3)が午前・午後に分かれて使用するわけです。
ab

▼その学校の校舎です。初めてこっちに来て見た吹き抜け掘っ立て小屋です。
kousya1 kousya2

▼そして,その学校の新校舎を「味の素」会社が寄贈したという話です!
 カンボジアの学校の大半が,どこかの国や,個人,法人が建てたものです。
 それでもまだまだ校舎が足りないんです…。問題の大きさを感じました。
ajinomoto

▼別の小学校です。木曜日はお休みなんですが,
 教頭先生が面倒をみているそうです。
kyuujitu

▼同じくその学校の教室にあった掲示物です。
 割り算の理解のための掲示ですね。工夫できることは数多いんですね!!
kuhuu

<おまけ>
▼道の途中で見かけた小屋。
 以前,道がまだ悪かった時代に,牛車で遠出すると時間がかかったので,
 誰もが自由に休めて,泊まれたそうです。
gissya

▼何の変哲もない山ですが,
 ポルポト時代に強制労働をさせられた場所の1つだそうです。
yama

▼帰り道は,ケップのカニ像と海と夕陽です。
kani
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