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キーワードは「参加」 の巻

今日は昨日に引き続き,充実した一日になりました。
忙しさに伴う楽しさ,充実感・・・
これを職場のおじさま方に分けてあげたいくらいです。

さて,今日やったことは,昨日とほぼ同じなので,
暇な時間に読んだ本とパンフレットから学んだことを紹介したいと思います。

・開発教育協会編2006『「援助」する前に考えよう』
・山田寛2004『ポル・ポト<革命>史』講談社

からの引用です。

まずは前者から。
開発教育,とりわけ「参加型開発」についての活動の手引きです。
この冊子の中に,ロジャー・ハートの「参加のはしご」の概念が載っていました。
住民参加型開発の理論の1つとして紹介されていました。

「子どもの参加」
これは,修士論文からのテーマでもあったのですが,
(つまり日本の生徒会活動などでも参考にされるわけですが,)
改めて見ると,今の活動にもしっかり当てはまるなーと実感しました。

すなわち,
「非参加の段階」…①操り参加 ②お飾り参加 ③形だけの参加
「参加の段階」 …④役割参加 ⑤意見表明参加 ⑥共同決定参加
         ⑦子どもがやりきる参加 ⑧大人を巻き込む参加
です。数字が上がるにつれてレベルが高くなる「参加」です。

「参加」を目指す以上,⑦,⑧を目指す必要があるわけですが,
最初からそのレベルにあるはずがない。
⑦,⑧レベルなら外部からの支援がそもそも必要ない。
そこで,④のレベルからプロジェクトを始めていって,徐々にそのレベルを高めると。

さて,今の自分の活動です。。。
「生徒主体の運動会」とはいうものの,やはり④の段階にも至っていない気がします。
せいぜい②か③。
でも,開き直りですが,とりあえず今年は②か③でも,
まずはそういった取り組みを知らなければ何も始まりません。
来年せめて④に近い活動ができるようにがんばろうと思ったわけです。

というわけで,そんな「子どもの参加」を考えていた矢先に読んでしまったのが,
2つめの本です。
「ポル・ポト」革命がなぜ生じてしまったのか,記者の視点で書かれた本です。

衝撃的だったのが,
「子ども兵士」や「子ども医師」,「子ども獄吏」(トゥールスレンの監視役)です。

狂ったポル・ポト政権では,「大人は信用できない…」わけです。
当時,モノを何も知らないこと,
旧来の知識や外国からの知識が入っていないことが大切だったわけです。
そこで,まっさらな青少年,子どもが上のような役割を負う羽目になっていったのです。

特に衝撃的だったエピソードを2つ。

トゥールスレーンに関するお話です。
博物館になったばかりのころ,囚人の他に看守たちの顔写真も飾られていたそうです。
収容されていた人の顔は,どれも無表情で恐怖と不安でゆがんでいるのに,
少年看守たちは,
「口元に微笑を浮かべ,『はいチーズ』と言われて撮った写真」
だったそうです…。

もうひとつは地方の監獄でのお話です。
元英語教師で監獄に入れられた先生が,他の人はみんな虐殺されたのに,
たった一人だけ助かったその理由が恐ろしかったそうです。
その英語教師は,
監獄で看守である子どもたちに「イソップ物語」や動物の話を聞かせたいたそうです。
彼は物語名人と呼ばれ,殺せという命令が下りた時にも
「物語名人だけはもったないから殺さないでおこう」
という理由で生き残されたということです。
イソップ物語が生死を分ける…そんな子どもたちが囚人の命を握っていたわけです。。。

「子どもの参加」についての活動を進め,
「子どもの参加」についての理論に触れ,
そんな矢先に知ったカンボジアの数十年前の「子ども」をめぐる実態でした…。

今,「青少年活動」という分野で活動していることに,
身の引き締まる思いがしました。
次世代のカンボジアを担う子どもたちの育成…
「最少不幸社会」・カンボジアの創造にむけて必要なのは,まさに子どもたちの力…
(日本の前総理の言っていた「最少不幸社会」の概念には共感します…)

ここにいてできることは少ないかもしれませんが,
上のようなことを念頭において,活動していきたいと思いました。

▼今日の活動より。運動会の説明をする委員長。

setumei

▼タイヤころがしリレーとお玉リレーの実践です。あふれる子どもたちの笑顔です。

taiya
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