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どこまでが「理解」、どこからが「妥協」か の巻

こんにちは。

自分にとってカンボジアでの最後の運動会の日程が決定しました!
3月2日(土)@チョムクリアル中学校、横の田んぼ
です。

今週は木曜日に実行委員会を開き、
プログラムの詳細を決定し、
各クラスのハチマキの色を選ばせ(赤かピンクが人気)、
各部ごとには、
来賓招待用のポスターをつくったり、
各競技を説明する掲示用資料をつくったり・・・と、
生徒たちはよく動いていました。

また、各体育の授業においても、
学級委員たちは、選手名簿完成のために、よく他の生徒を統率しています。

そして今日土曜日も、
ラストスパート1ヶ月のために学校に行き、
体育の授業の補佐に行ってきました。

そう、この「補佐」というのが今日の話の大きなポイントです。

チョムクリアル中学校は、
昨年も運動会を実施した学校で、体育の先生も変わっていません。
先生の名前は、ナルンさん。
かなり貫禄がありますが、まだ御年28歳。若いんです。
IMGP1554.jpg

このナルン先生、
去年もそうだったのですが、
今年は拍車をかけて完全に自分の言っていることを理解していて、
「運動会開催」も自分の仕事として認識してくださっています。

↑の名簿作成も、
各競技の説明も、
ラジオ体操の用意から細かい指導まで、
自分の役割がいらないくらいに、
彼が、実行委員の生徒をよく動かして実施しておられるわけです。

普段の生徒たちの行動や態度の節々から、
彼の指導の成果が伝わってきます。

帰国を意識しているの自分にとって、
彼の存在は本当に大きなもので、
スムーズに運動会開催にたどりつけそうなのはありがたい限りです。

さてさて・・・、
今日はそんなナルン先生や校長先生と授業後の雑談で、こんな話をしました。

自 分「校長先生はこの学校で何年働いているんですか?」
校 長「10年になるよ」
ナルン「この学校ができたのが10年前。それからずっと彼が校長だ」
自 分「じゃ、この学校が落ち着いているのは校長先生のおかげなんですねー」
ナルン「本当にそうだなー。
    今は落ち着いているけど、かつてはモノが壊されたり、なくなったりすることも多かった。
    校長がよくマネージメントしていて、
    先生方で協力し合ってここまで変化した」

といった具合です。
ナルン先生が校長先生のことをリスペクトし、
校長先生もナルン先生のことを信頼している様子が伺えました。

何が言いたいか・・・というと、
先生たちが決して「言い訳」をしていない点がすごいわけです。

場合によると、
カンボジアの学校で生じる諸問題について先生方に聞くと、
「カンボジアではそれは厳しい」
という返答が返ってくることが多いのが現状です。
「時間を守ること」や「様々な約束事を守ること」なども含めてです。

隊員活動を通してよく言われるのが、
現地を理解すること」の大切さです。
もっともなことだと思います。

ただ、
チョムクリアルのような学校を見てみると、
同じカンボジアで、しかも同じ州都近郊で、
「カンボジアではそれは厳しい」
という声は、自分にとってとてもむなしく響いてくるときがあります。

「理解」「寛容」は、
度が過ぎると「妥協」「あきらめ」に通じるものがあると思います。

学校間の差は、いろんな側面に要因があると思いますが、
その大きな1つに、
間違いなく「先生方の意思や努力」があると感じました。

少なくとも、自分がカンボジアの生徒だったら、
チョムクリアルで学びたいと思っています。

「理解」か「妥協」か。
そのバランス、線引きがとても難しいなと感じた今日この頃でした。
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