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カンボジアの教育事情

 今日も午前中はいつも通りの語学訓練でした。いつも同じ自己紹介を繰り返し暗記してやっているのですが,今日はいつもより滑らかにしゃべることができたように思います。また,今日は食べ物の名前やお店でのやりとりについて学びました。ちなみになぜか自分がお店の人で他のみんなが(先生も含めて)お客さんです。他のみんなの学習になっているのか…やや不明でしたが,シソタ先生のそんな雰囲気がとてもいいのだと思いました。ちなみに,明日・明後日とCJCCを離れたアウトドアレッスンになるのですが,CJCCでシソタ先生の先生の授業を受けるのは,今日で最後とのことでした。突然でかなりびっくりしました。。最後にCJCCの前で,みんな一緒に写真を撮りました。
シソタと
 お昼ごはんは,JICAオフィス近くの日本食レストラン「四季」に食べに行きました。先輩隊員のお薦めの店です。人気があるらしく,かなり混んでいました。このお店,なんと日本のコシヒカリがおかわり自由で,おかず・サラダ・コーヒー・味噌汁含めて3ドル(約240円!)です!! 各定食や丼物,うどん,ラーメンなどがありました。ちなみに,今日は豚キムチ定食を食べました。日本食が恋しくなったら,あるいは任地からプノンペンに戻った時は,通うことになるのだろうと思います。
四季のランチ
 さて,午後はカンボジアの教育事情について,JICA専門家の方から説明を受けました。カンボジアの「教育青年スポーツ省」(日本の文部科学省にあたる行政機関)の計画局で仕事をし,広くカンボジアの教育政策に関わっておられる方です。復習のために,教わったことをいくつかまとめていきます。
・カンボジアの学校は,日本と同じ6,3,3,4制である。(1996年から)
・憲法で一応「無償義務教育を受ける権利」は保障しているが,日本のような「教育の義務」(保護者の教育を受 けさせる義務など)がないので,徹底されていない。つまり,貧困などを理由に就学できない子どもがいる。
・行政組織はかなりの中央集権。たとえば自分が派遣される州の教育局(日本でいうところの県の教育委員会)の スタッフは,国から派遣されている人が多い。
・各学校段階の純就学率(留年などを含まない学齢児童の就学割合)は,小学校で94.8%,中学校で31.9%,高等学 校で19.4%と,やはり低水準の状況にある。が,それでも1996年の数値からみると,うなぎのぼりの状況にあ る。ちなみに,「留年」する子どもも多く,「総就学率」の指標を使うと,その割合は125.4%と,一見「あ  
 れ?」と感じる数字となっている。それから,仮に各学校に入学・進級したとしても,学校を卒業できず,中途 退学していく子どもも多い。卒業できる割合はなんと61.7%…。やはりそういう点で途上国なんですね。
・州による格差も大きい。一般的に南部は就学率などが高く,北部は低い。自分の派遣予定のカンポットは↑の割 合が約70%。発展的な取り組みの可能性もうかがえた。
・カンボジアの先生方の経歴は,最近になって高校卒業の人が多くなった。(ちなみに以前は中学校卒業程度の人 がほとんどだった)。
・現在の政策では,CMDGs(CambodiaMillenniumDevelopmentGoals)に おいて,2015年までに9年間の義務教育の徹底を図るとある。その具体的な手立てがたくさん示されてい  る。中でもなるほどと思ったのが,「学校を魅力的なものにする」という話である。そのために。情操教育が求 められている,というのは納得がいった。自分の青少年活動の取り組みの1つの柱になるように思った。
・各支援団体(UNESCO,UNICEF,世界銀行,NGO団体…)がかなり教育支援の中でも得意分野を生 かした棲み分けを行っている。たとえば,ユニセフであれば幼児教育など,ユネスコであれば識字教育など,世 界銀行では学校建築,NGOでは,ドロップアウトした子どもたちへのフォローアップなどと。これらがさらに 連携を深めていく必要もあるのかもしれない。
 
 そんなお話でした。活動を進めるにあたって,かなり示唆にとむ内容でした。これらを情報の1つにして,実際に自分が学校現場からたくさんのことを分析していく必要を感じました。活動が楽しみになってきました。







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