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はじまりの運動会!! の巻

昨日21日,ついにカンポット市内中学校対抗第1回運動会を実施することができました!!!
すべての予定していたプログラムを,
見事な青空のもと,大盛況の中(とあまり自分では言いませんが…),無事に(でもないのですが…),
終えることができ,とても胸がいっぱいになり,今日は遅くまで寝てしまいました。
それなりに「運動会」という形がとれて,
競技をしているという真剣さや,それに伴う満足感を子どもたちが経験できたのではないかと思っています。

本当にいろいろなことがあって,何から書いていいのか,収拾がついていません。
とりあえず思いつくことを徒然なるまま書いていきたいと思います。
すごく長くなると思います。
テーマは,「おかげさま」「盛り上がり方」「練習と結果」「ルールやマナーの意味」「今後への課題」です。

1:「おかげさま」
今回のこのイベントを遂行するにあたり,本当にいろいろな方々の支援・協力がありました。
まずは,ALUMNIのメンバーの方々です。
ALUMNIは,日本で研修を受けたことのあるクメール人ヤングリーダーのみなさんの同窓会組織です。
その同窓会が,カンボジアの次世代を担う子どもたちのためにこつこつと貯金をして,
子どもたちのためになるイベントにその予算を使っていこうとしています。
ALUMNIのスタッフのお一人が,自分に声をかけてくださって,
予算はすべてALUMNIがねん出してくださる中,運動会の実施に至りました。
そこがすごく素敵なことだと感じています。
予算をJICAなど,国外組織に頼るのではなく,
自分たちの手(予算)で,次世代の子どもたちのためになる活動を行おうという,
その懐の広さこそ,カンボジアの未来に明るい兆しをもたらしてくれると確信しています。

次は,職場のスタッフ。
約2~3週間前に決まったイベントにもかかわらず,以前紹介したサロプ先生を中心に,
自分の慣れないクメール語にじっくりと耳を傾けてくれて,自分のイメージしたとおりに実現させてくれました。
運動会の競技中も,自分たちの仕事として進んで動いてくれたように思います。
次は,各郡・各学校にいってやっていこうと言ってくれているので,ぜひ実行していきたいです。

3番目は,局スポーツ課の先生です。
自分は青少年課ですので,あまり仕事を一緒にしたことはないのですが,
スタジアムを借りたり,「運動」会ということもあり,積極的に協力してくださいました。
一番感動したのは,前日の夕方です。
どうしてもトラック内の草を刈っておきたかった自分は,草刈り機を教員養成校で借りて,
昼からずっと作業をしていました。
夕方になっても終わらなかったので,暗い中でも作業を進めていたら,
なんとモト(オートバイ)のライトで,ずっと照らしてくれているんです!!!
それには本当に感無量で,涙が出そうになりました…。
▼やらせじゃありません。応援に駆けつけてくれたJOCVのRちゃんが撮影してくれました。
前日の草刈り
▼この先生,後でお礼をもっていったら,今度はTシャツをくださいました!なんていい人…!!
 「カンポット州2番」です!
syatu tsyatu

つづいては,当日のお手伝いとして参加してくれた高校生です。
絶対に人手がいると思っていたので,
大会役員みたいな感じで,市内の高校に通う生徒を10人ほど集めるようにお願いをしていました。
この高校生たち,日本でいう生徒会役員なんですが,
さすがみんな賢いのです!! 当日の朝に説明をしただけで,
しっかりと自分たちの役割を認識して,かなりスムーズに競技を実行してくれました。
ありがたかったです。

そしてそして,大きな支えとなったのが,
応援・お手伝いに来てくださったJOCV・SVの皆さんです。
カンポット市内の皆さんはじめ,プノンペン・コンポンチャムから先輩隊員の皆さんに集まっていただきました。
やはり,運動会というイメージがある先輩方,しかも日本語でのやりとりはとても楽で,
先輩方の手助けなくして,スムーズな進行は無理だったと思っています。
また,ラジオ体操のお手本や,得点係,演戯ちゅうの音楽係など,
運動会に欠かせない係は,ほとんど先輩方にお任せになってしまいました。
本当にみなさんありがとうございました!!!
▼M先輩の指導のもとで,クメール語版ラジオ体操です!
ラジオ体操

2:「盛り上がり方
というわけで,運動会の中身に入っていきたいと思います。
昨日の運動会で一番印象的なのは,子どもたちのものすごい盛り上がり方でした。
極端な表現ですが,サッカーの国際試合の応援をしているような感じなんです。
日本の中学生も多少盛り上がりますが,そのレベルが違って,本当に地響きがなるような盛り上がりでした。
例えば,開会式で優勝校にはカップがあると知った時は怒涛の拍手。
各校に,色の違うハチマキを配った時には,我先にと笑顔で頭に巻く速さ。
途中の休憩中は,まるでビールかけをしているようなお互いの水浴び(ペットボトルで)。
同じ学校の仲間が走っている時の声援。うまく行った時の歓喜。
結果発表時の大興奮。
(でも,相手の失速を大喜びするあまりよろしくない習慣もありますが…)
きっと,こんな風に学校対抗のスポーツイベントに参加するのは初めてなのだと思います。
子どもたちの素直な喜び,笑顔を見ることができて,本当にやりがいがありました!!
▼開会式直前です。ハチマキがみんなお似合いです!
kaikaisiki puraka-do3
▼身を乗り出しての応援です!
ouenn
▼全身で嬉しさを表現している様子がすごく素直だな~って感じます!
ouenn 2

3:「練習と結果」
今回の競技のほとんどが,カンボジアの子どもたちにとって初めて競技するものだったと思います。
お玉リレー,タイヤころがしリレー,ボールハサミリレー,
二人三脚リレー,ボールバランス運びリレー,ローハイド,台風の目,背中わたり競争,ムカデリレー。
そもそもリレーという考え自体かなり珍しいように感じました。
午前中だけで,11種目はちょっと多いかと思ったのですが,
どうしても日本の運動会の競技の紹介をしたくて,欲張ってしまいました。
特にこだわりがあったのは,みんなと息を合わせる必要のある競技(↑の下の行の競技)でした。
単純な運動技能の競い合いではなく,どれだけ集団の力を発揮できるか,そこが伝えたいことの1つでした。

というわけで練習当初(各学校へ巡回した際)は,子どもたちぎこちなかったんですが,
運動会当日は,みんな真剣に「みんなと合わせる」ことを意識できたようで,
それが形になっていたように思います。
▼女の子ボール運び競争と男の子のローハイド。
bo-ruhakobi ro-haido4
▼台風の目。みんなと合わせて「座るべきところは座り,立つべきところは立つ」。ポイントです。
 自分の学校の生徒に熱心に指導する各学校の先生方の姿も印象的です!
taihuunome2
公平になるように,ルールの徹底にも努めました。それも競技上,大切なことだと思っていました。
そんな感じで11種目を終えて,合計得点をねん出した結果,おもしろい結果になりました。
それは,学校巡回をした際の先生方の熱心さと子どもたちの態度と比例していたからです。
優勝した学校の先生は,
一日だけでは満足せず「もう一回来ることは可能か??」と言ってくれた学校です。
順優勝は,「最初から最後まで…」のブログで紹介した学校です。
行事って,いろいろわかってきますね~
だから好きです。

4:「ルールの意味」
とここまでは,すごくいいことばかりな感じがしますが,実は残念なことが1つありました。
それは,競技中のケガです。ある男の子がムカデリレーの先頭に立ち,
人ごみの中で押されて転んで,おそらく骨を折ってしまうという出来事です。。。
運動会でのケガはつきものですが,
防ごうと思えば防げたケガだけに,自分としてはかなりショックでした…。
↑で書いたように,応援がすごく盛り上がっていいのですが,
(ちょっと言葉を悪くすると…)分別がつかなくなるというか,見境がなくなるというか…
例えば応援エリアを乗り越えてゴール付近に異様にたまってしまったり,
リレーの競技中でも,応援する人が平気でコースに入っていったり,
走り終わったメンバーがコース内で休んだり…。
そういう中で,コースが狭くなり,プレーヤーが身動きを取れなくなってケガに至るわけです。
ずっと「コース内には入らない」「座って待つ」と指示を出していたのですが,
その効果もすぐ薄れ,何回も同じことの繰り返しだったのです。
それでも最後のムカデリレーまで安全にたどり着いたのですが,
最後の最後,アンカーで,こちらも気を抜いてしまった瞬間にそのケガです…。
どうしてもそうしたルールやマナーの意味について子どもたちに説明したかったのですが,
語学の力がないため,JICAスタッフの方に日本語で説明し,
それをJICAナショナルスタッフに英訳してもらい,
彼女の口からクメール語で,説明をしてもらいました。
「楽しいイベントにするために,だからこそ守るべきルールとマナーがある」
カンボジアの中学生も,そうした経験を踏んで,また一つ成長してくれればと思いました。

5:「今後への課題」
すごく達成感があると同時に,課題がたくさん見つかりました。
課題については,もっと自分がしっかりとまとめていかなけばなりません。
今回の運動会は,自分にとっての活動のスタートです。
今後は,各郡,あるいは各学校で展開・支援していきたいと考えています。
その際は,もっと係分担のような形で実行委員を組織して,
生徒自身の手で運営もできるようにしていきたいと考えています。
確実に,カンボジアの学校に運動会が定着していけるよう,
それが広まっていけるよう,
さらにカンボジアの風土にあった方法を考えていく必要があると感じました。
幸い,ALUMNIのメンバーや,
プノンペンにある教育省の青少年総局・スポーツ担当の方は,
今回のイベント・手法にかなり大きな関心を示してくださいました。
これからが勝負だと思っています!!!
より詳しい課題については,また後日書きたいと思います。

<運動会名シーン!>
▼お玉リレー。慎重にバトンタッチ!
otama1 atama3
▼タイヤ転がしリレー。アンカーの男の子の全身の喜びがいいですね~
taiya1 taiya2
▼ボールハサミリレー。緊張のスタート。仲間を待つ姿もいいですね~
bo-ruhasami
bo-ruhakobi2
▼二人三脚リレー。同じくスタートは緊張です。そして軽快にバトンタッチ!
nininnsankyaku1 batontatti1
▼迫力の綱引き。これは子どもたちも経験があったようです。勝利の喜び。
tunahiki1 tunahiki2 
yorokobi yorokobi2

そんなわけで,以上が自分活動のスタートとなる運動会でした!!
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コメント

No title

ついにやりましたね!!羨ましいなぁと思いながら読みました。定着すると、ルールの意味もわかってくるだろうね。最初から100点はないから、60点でいいんじゃないかな。さて、僕の県でも先輩がある学校で運動会を企画しています。小学校の運動会なので、また少し違うだろうけど、全校生徒が森がるのはやっぱり面白いだろうね。お疲れ様!

No title

運動会大成功おめでとう~☆

生徒さんたちの楽しそうな笑顔から大成功だったことが伝わってきます!!
この日のために頑張ったくぼっちの努力が報われて嬉しく、興奮しながら読みました♪

まだカンボジアに来てほんの数ヶ月なのに、今の時点でこれだけのことを成し遂げたくぼっちはすごいよ!本当に!
今後がますます楽しみです♪
まずはお疲れ様☆

Re: No title

がんちゃんへ
 そうだね~ がんちゃんのブログに書いてあった「ノーミスはノーポイント」まさにその通りだね。「失敗は成功のもと」次にぜひつなげていけたらって思ってます!! その先輩の運動会についても後でブログに載せてね~

みわっちへ
 みわっちにそういっていただくと,ホント嬉しいですー!! 自分一人では何もできず,いろんな人に支えられての結果ですよ~ 今回のことで,「自分の活動もなんとかなるかな~」とちょっと安心しました~ 次やれたとしたら,今度はぜひ遊びにいらしてくださいね~

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