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社会科の先生 の巻

社会科の授業の目的ってどんなことだと思いますか?
歴史が・・・ 政治の仕組みが・・・
といろいろ答えが出てくると思います。
一応指導要領には,
「…省略…平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う」
とあります。
すごく簡単に解釈すれば,
「よりよい社会を築いていく,創っていくためにできることを考えていく」
そう解釈できます。
かなりの極論を言うと,
歴史も地理も政治も経済も,「そこにでてくる用語を覚える」ことに自分は全く価値をおいていません。
それよりも,「考えること」それ自体に大きな意味があると思って,
日本での授業を展開してきたつもりです。
「世の中科」「citizenship教育」と表現される分野に影響を受けました。

さてさて,今日は木曜日。
カンボジアの学校では毎週木曜日はそうじの日です。
今日は事務所の前に教員養成校の生徒さんたちが集合し,掃除に取り掛かってくれました。

▼その様子。だいぶゴミがなくなってきました~
souji1 souji2

▼大改〇!before・after
soujimae
 ↓
soujiato

みんな一生懸命で暑い中,(厚着のせいもあるけれど…)
汗びっちょりになって箒で,枝で?掃いてくれました。
あまりのごみの多さに,
「本当にカンボジアはゴミが多いよね~」
と話をしながら,思いついたことがあって,
「みんなが拾っているゴミは2種類あるよね?」(自然のものと人が捨てたもの)
「木の葉とかは仕方ないとして,なんでみんなゴミを捨てちゃうのかな?」($%#*…)
「掃除も大切なことだけど,一番大事なのはきれいな状態を維持することだよね」
「僕はきれいな街が好きなんだけど,どうしたらきれいな状態を維持できると思う?」
と,返ってくる答えは未だよくわからないのですが,
「そんなわけで,一緒にみんなと考えていくことは可能かな??」
と勢いで代表の生徒さんに交渉。

というのは,まさに↑で書いた「社会科流参加型授業」を思いついたわけです。
例えば,予想される答えとして
「ゴミ箱の設置」「訴える看板・ポスターの掲示」などがでてくると思います。
でも,そこからどんどん掘り下げて,
「じゃぁ,どこに必要なのか?」
「それを把握するためにはどんな行動が必要なのか?」(例えば関係省庁の許可など)
「現在ゴミが落ちているところとそうでないところにはどんな違いがあるのか?」
「本当にゴミ箱の設置でいいのか?」
「ゴミ箱に捨てられたゴミはどうやって回収されるのか?」
などと追究していくと,
必然的に「社会科的な知識や技能,思考」が求められてくるわけです。
まさにそういったプロセスを踏むこと自体に大きな意味があるわけです。
「ゴミがない」すなわち,
「よりよい(と価値づけするのはもしかしたら開発分野ではダメかもしれないけれど)街にしていこう」
と必要なことを試行錯誤しながら考えていくわけですから。
そして何らかの態度や行動に結び付けば万々歳なのです。 

そんなわけで,まずはうちの(青少年課の)課長に養成校に行く許可をもらい,
今度は養成校の校長先生に突撃でお願いにあがり(代表生徒をひきつれて),
週一回木曜日の放課後に1時間ずつ,代表生徒とミーティングをもつことを承諾していただきました。
「カンボジア一美しい街カンポット」を目指して,
動き出していきたいと思います!!!

自分にとってもいろんな話をするチャンスだし,
多分(こっちの一方的な押し付けかもしれないけれど…)
きっと小学校の先生になる彼らにとってもいい経験になるのではないかと勝手に想像しています。

<おまけ>
カンボジアでは,乾季になる=結婚式シーズンの到来です。
毎日のように街の至る所で,
ってまさに至る所で(というのは公道お構いなしに家の前が会場になるんです),
披露宴=超騒ぎが展開されています。
今朝はうちのすぐ隣で結婚式でした。

▼川沿いに待機のためのイス。
kekkonn1 kekkonnsiki2


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